日本最大の青果市場である東京・大田市場でいつも入荷待ちのシャインマスカット、「葡希(ほまれ)」。KUUCAはこの最高級シャインマスカットと同等以上の品を、生産者との直取引で確保。数量限定の特別価格でご紹介できることとなった。

生産者・園地限定の最高級シャインマスカット「葡希」

葡希は山梨県笛吹市八代町で栽培されているシャインマスカット。笛吹市は日本のブドウ栽培発祥の地とされる峡東地域に属している。長い歴史の中で培われた伝統的な栽培方法と自然との共生が評価され、世界農業遺産に認定されている峡東地域。そのなかでも笛吹市はブドウ栽培量全国一位を誇る、名実ともに日本一のぶどうの郷だ。ぶどうの郷で作られるシャインマスカットのなかでも、選りすぐりの一房である「葡希」。笛吹市八代地区の特定の生産者と限られた園地でしか栽培されていない、希少な逸品だ。検査員が一軒ずつ園地を回り糖度を検査、最高のタイミングで収穫されるという。食味が優れているのは勿論、玉の張りや房の出来、密集度といった見た目も美しい、選びぬかれた最上のシャインマスカット、それが「葡希」なのだ。

開発に33年も要した力作、シャインマスカット

農業等の研究開発を行っている国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構（農研機構）が開発した「シャインマスカット」。2006年に品種登録されて以来人気を博し、2022年には栽培面積日本一となったシャインマスカット。その開発が始まったのは、1973年。美味しく香り高いが日本の気候では栽培が難しいヨーロッパ産マスカットと、栽培し易いが風味が劣り独特の香りがするアメリカ産ブドウの良いところを掛け合わせてることで誕生した。
アメリカ産ブドウ「スチューベン」とヨーロッパ産マスカット「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を掛け合わせ、安芸津21号が誕生。日本の気候に適応し甘くて大粒であるが独特の香りが残っていた安芸津21号にヨーロッパ産ブドウの「白南」を掛け合わせたところ、マスカットの香りが強く皮ごと食べられる「シャインマスカット」が生まれたのだという。20度を超えることもあるというほど糖度は高く、酸味が少ない。皮の渋みが少なく、皮ごと食べられる。口にしたときの爽やかな香り。大粒で、食べごたえのある食感。日本を代表する高級ブドウ、シャインマスカットは日本の研究者たちの33年にも渡る研究の成果なのだ。

恵まれた自然と匠の技が織りなす味わいを特別価格で

ふりそそぐ太陽、水はけがよく肥沃な大地、朝夕の気温差と、ブドウ栽培に最適な自然条件に恵まれた八代地区。ひと口に「シャインマスカット」といっても、生産地と育て手によってその味は大きく異なる。八代地区で作られる最高級のシャインマスカットでも、「葡稀」を標榜できるのはJAを通して出荷したもののみ。

今回お届けする品は穂希とは名乗れないものの、品質は葡稀と同等、もしくはそれ以上の品。KUUCAでは独自のコネクションを通じて、八代地区と同じ市で隣接する笛吹市御坂の名人にシーズン前から依頼、特別に栽培していただいた最上級品だ。恵まれた自然条件と名人の技が織りなす極上の味わいを存分に愉しんでいただくべく、800g以上の大房を6房、５キロ箱にたっぷりと詰め込んで特別価格でご提供。銀座に居を構える高級果物専門店でひと房15,000円前後で販売されている品が6房でこの価格とめったにないこの機会、ブドウ好きの諸兄はお見逃しなく。